
・テレビとレコーダーを使いたい人
・テレビの電波が弱くなった人
・分配器、分波器の違いを知りたい人

我が家のテレビの原因調査の結果を元に、
同じような状況の人にも役立って欲しいという思い、
この記事を書きました。

どういうことかについては下記にて説明します。
本記事の目次
①両方で地デジが見たいなら、テレビとレコーダーには分配器を使おう
・分配器と分波器の違い
分配器とは入力された電波を均等に50対50で2つに分けて出力する機器です。
分波器とは入力されてきた電波を地デジの電波とBS/CSの電波に分波してそれぞれ出力する機器です。
下記図に特徴を書いてみました。


冒頭にも書いた通り、私は分配器でなく分波器を使用して地デジをテレビ、レコーダー両方で見ていたため、
うまく分配されずテレビの方は電波が弱く、レコーダーの方は強い電波で見れていたのです。

我が家はBS/CSの設備がないのでそれが良かったのかもしれません。
分配器
分波器
ブースター
分配器は50対50に分けるので当然入力された電波より弱くなります。
電波が弱くなることでテレビの映りが悪くなる場合があります。
そこで、ブースターという機器を使うことで電波を強くすることができます。
※ただし、電波の質そのものが悪い場合は、悪い電波の影響も強くしてしまうため、
意味はないです。
きれいに映っていたけど分配したら電波レベルが下がった場合に効果が期待できます。
※ブースター導入で必ずしも改善するとは限らないようです。
上記の例もそうですが、テレビが映らないときというのは様々な要因が考えられますからね。
※電波が弱い、うまく映らない場合は最初から電気屋に見てもらうのも、
一つの手です。
上記でも書きました通り、
電波が弱いときにブースター使用で必ず解決するとは限りません。
おそらく電気屋で質問してみても「確実に改善されます」とは言われないと思います。
とはいえ、分配器導入前はきれいに映ったけれど、
分配器で分配したら映りが悪くなったというケースならば、
効果は期待できると思います。
・さっそく分配器をセットしてみる
ネットで注文していた分配器が届きましたので取り付けてみましょう。

ちなみに今回購入した分配器はこちら
右の白いのが今まで間違って付けていた、
分波器になります。
これを左の黒い分配器と取り替えます。
下記画像はアンテナの受信レベルが低かったテレビの受信レベルを表示したものです。
左が取付前の受信レベル、
右が取付後の受信レベルになります。
取付後はみごと受信レベルが向上しました。
レコーダーの方も無事いい感じに受信しています。

②まとめ
複数の機械で地デジが見たい。 → 電波を均等に分ける分配器
(テレビ+レコーダーなど)
地デジとBS/CSで分けてつけたい → 分波器
(テレビやレコーダーに地デジとBS/CSを映したい)
テレビとレコーダーそれぞれで地デジ+BS/CSを見たい場合
テレビ、レコーダーそれぞれで地デジとBS/CSを接続した場合は下記図の通りとなります。

さらに分配した先で、
分波器をそれぞれ接続すれば、
地デジとBS/CSをそれぞれの機器で見れます。


買うものも多い><

ダブル分波器を使えば、電波の分配と、分配後の電波の分波をこれ一つで行ってくれるので、
分かりやすいし購入するものも少なく済みます。
それでも配線はかなり増えますが^^;

読んでいただきありがとうございました!